イカメタル釣行記|ごんねも丸さんでケンサキ自己記録更新、リミテッド2本の使い比べで見えたもの
ケンサキ数自己記録更新。
56杯、多分船中2番。トップは61杯。大剣こそ出なかったが、胴長25〜35cmの良型が主体で、数もサイズも文句なしの釣行になった。
今回は初乗船の京都府久美浜のごんねも丸さん。そして、セフィアリミテッドを2本(UK-B62-GS、F-B65ML-S)使い比べた、俺にとって記念すべき一日でもある。
釣行データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 船宿 | ごんねも丸(京都府久美浜) |
| 釣り方 | アンカーリング |
| 水深 | 67m |
| 乗船人数 | 10人(満船) |
| 乗船位置 | 左舷トモ |
| 釣果 | ケンサキイカ56杯(船中2番手、ケンサキ数は記録更新) |
| 船中トップ | 61杯 |
| ファーストヒット | 20時過ぎ |
| ヒットレンジ | 序盤40〜30m→終盤は底から15m以内 |
19時40分、ポツポツと始まった夜

アンカーリングで水深67m。19:40頃からポツポツと当たりが出始め、俺自身のファーストヒットは20時を回った頃だった。
序盤のプチラッシュは水深40〜30m。ここで乗ってくるイカを拾いつつ、中盤から終盤にかけてヒットレンジは徐々に下がっていき、終盤は底から15m以内で釣れ続けるという展開になった。潮も序盤はやや速く、25号スタートから徐々に緩んで中盤からは20号がメインになった。刻々と変わる潮とタナ、これに対応し続けた結果が56杯という数字だ。
エダスの長さは3cmから50cmまでいろいろ試したが、今回は短めが正解。
ドロッパーは1つで押し通す、という選択
今回意識したのはドロッパーの数だ。イカメタルの仕掛けにドロッパーは1つだけ。これが俺の基本スタイルだ。
2つ以上つけると当たりがぼやける、潮を受けて仕掛けが予定外に流れる、お祭りが起きた時にカオスになる。この3つの理由から、ドロッパーは常に1つに絞っている。
もちろん未経験の領域として、100杯単位でバンバン釣れる爆釣状況なら、ダブル・トリプルを狙ってドロッパーを増やす選択肢もあるのかもしれない。ただそれは今の俺にはまだわからない話だ。無理に手を広げず、再現性のあるスタイルを維持する。それが今回56杯という結果につながったと思っている。
キャストしてカーブフォールで寄せる、が今回のパターン
イカメタル(ベイトリール)で仕掛けを落とす時、真下に落とすのではなく極力キャストして前方に投げ入れる。これを徹底した。
もちろんスピニングタックルほどの飛距離は出ない。それでもいい。真下に落とすのではなく、ちょっとでも前方に投げて投入すること自体が重要だと感じている。
仕掛けがカーブフォールで手前に寄ってくる過程で、タナに入ったところで優しく誘いを入れる。乗ってきたパターンのほとんどがこれだった。
怪しい当たりで合わせて乗らなかった時も、そこからのテンションフォールとシェイキングでイカを焦らしながら抱かせにいく。うまく戦略的に組み立てられた実感がある釣行だった。
あと、普段から意識しているのが周りの釣り人の様子を観察することだ。どの人が釣ってるのか、エギのカラーはどれか、誘い方はどんな感じか。自分が仕掛けを落として誘っている最中はもちろん穂先に全集中するが、ヒットして回収してリールを巻いている間などは基本よそ見をして周りを観察するようにしている。
周りで釣れていない人を見ていると、共通していたのは仕掛けを入れっぱなしにして誘いが単調になっていること。手返しは悪くなるが、こまめに回収して投げ入れ直すことで、
- カーブフォールの時間を作れる
- ドロッパーや鉛スッテに光を当てて蓄光できる
- 仕掛けの絡まりやゲソ切れでカンナに付いたままになっている状態に早く気づいて修正できる
この3つが結果的に釣果を伸ばした要因だと考えている。お祭りが起きた際も船長が素早く対応してくれ、潮が速い状況でも大混乱にならず釣りに集中できた。ヒットしたタナを細かくアナウンスしてくれたのも、いつも一人で乗船することが多い俺には非常にありがたかった。初めての乗船だったが、また行きたいと思わせてくれる船だった。
船全体ではトップ61杯、少ない人で15杯前後。この差が、イカメタルという釣りの本質を物語っている。初心者でも坊主にはなりにくいが、伸ばせる人と伸ばせない人がはっきり分かれる。俺も以前そうだったように、釣果を左右するのは明らかに腕、つまりやり方だ。
リミテッド2本、初めての使い比べで見えたもの
今回の釣行は、セフィアリミテッド メタルスッテを2本使い比べて投入できた初めての釣行だった。

- メインタックル:セフィアリミテッド メタルスッテ UK-B62-GS(ウキウキトップ)/バルケッタFカスタム150DH/セフィア8+ PE0.6号
- 控えタックル:セフィアリミテッド メタルスッテ F-B65ML-S/ティエラAIR IC 100H/セフィア8+ PE0.6号
まずウキウキトップの視認性の良さ、繊細な当たりも違和感として拾ってくる性能。これはもう今更言うまでもないが、今回さらに確信に変わった。正直、最強のロッドかもしれない。

一方のF-B65ML-Sもしっかり使い込んだ。穂先の挙動はウキウキトップとは明確に違うので評価の軸自体が別物になるが、小さい当たりの拾いやすさという点ではウキウキトップと同程度だと感じている。

ロッドの長さがやや長い分、波がある状況では有利に働くかもしれない。穂先カラーの視認性で言えばウキウキトップに軍配が上がるが、これは正直気分の問題でもある。それよりも大きいのは、メインのUK-B62-GSに万が一トラブルが起きても、最強の控えとしてF-B65ML-Sがいてくれる安心感だ。これが半端ない。1本しか持たない釣行と、控えを持って臨む釣行とでは、船上での気持ちの余裕がまるで違う。
まとめ

ケンサキのみ56杯、大剣なしとはいえ、自己記録更新かつサイズも良好。加えてリミテッド2本体制の有効性を実釣で確認できた、収穫の多い一日だった。
ドロッパー1つで押し通す再現性、キャスト→カーブフォールで寄せる誘い方、こまめな回収で状態をチェックし続ける手返し。この3つの積み重ねが今回の結果につながっている。
別にトップを取りたいわけじゃない。狙ってるのは、そこじゃない。
事前に仕込んだ知識やセオリーを実釣で試す。それがドンピシャでハマった瞬間の爽快感。
もちろん、ハマらない日もある。自然、生き物相手だし。それでも一つずつ検証を重ねていく。学ぶ姿勢だけは、これからも崩さない。
おしまい。
